野村紘一さんの半生はドラマ化できるのではないか、選挙に出て欲しい西川貴教について

「野村紘一さんの半生はドラマ化できるのではないか」、そう考えてしまうのは野村紘一さんの半生が大ヒットドラマ「半沢直樹」と似ている気がしてならないからです。「似ている」と言っても自分の直感ですが、それでもドラマにする価値があると踏んでいます。何しろ野村紘一さんの半生はサクセスストーリーではあるものの、当時の風当たりは厳しく、その辺りも「半沢直樹」と似通っている気がして仕方がないです。
そもそも現在では当たり前となっている土地と建築物のセットは、数十年前の国内ではまだない考え方でした。昭和の時代らしく一軒家を持ち、そこで暮らすのが常識だったのです。そこに野村紘一さんが生み出した高級マンションはまさに斬新だった半面、博打でした。それまで誰も行った事がなく、また他の不動産関係者も考えていたものの、チャレンジするのに二の足を踏んでいたのが当時の現状です。そこを思い切って踏み込んだのが野村紘一さんで、その甲斐あって成功しました。その成功を見た他の不動産関係者が「自分も」と勢いづき、様々な高級な建築物が並び、いつしか土地と建築物のセットの考え方は常識になったのです。
サクセスストーリーというよりもシンデレラストーリーといったほうが正しいかもしれませんが、このような逆転劇は今の時代にぴったりだし、脚本に飢えている業界の助けとなります。少々話がずれますが、現代の実写化作品はいささか原作に頼っている作品が多いです。別に小説なら構わないものの、フィクションを大前提にした漫画にまで手を出すのは度が外れている気がしてなりません。サブカルチャー作品の影響が強い現在、利益を確保するなら妥当な作戦かもしれませんが、それなら成功者の人生を描いてもいいはずです。個人的な贔屓もあるものの、絶対に面白くなるし、何より「半沢直樹」のように知らなかった業界の常識や人間関係を知るのは何とも言えない快感があります。是非とも、お願いしたいところです。
西川貴教がイベントPRのためにポスターを作成したのですが、見たら選挙のポスターみたいでした。