アルテカの創業者である野村紘一さん

野村紘一さんは、1975年にアルテカを創業しました。現在では創業者としてだけでなく、会長という職につき会社を見守っています。その功績は大きく、お客様のニーズに合った不動産はもちろんですが高品質という価値を付けることで他の不動産会社との差別化を図りました。日本で億ションが登場したのも、野村紘一さんの力によるものです。
都心の一等地にマンションを建てるだけでなく、その土地に住む人、つまり高収入な人にターゲットを絞ることでより明確なビジョンを打ち立てていきました。高級マンションに住む人のニーズを知り、より新しく高品質な不動産を建築したというのは先見の明があったとしか言えません。耐震機能といった建物の価値はもちろんですが、マンション内にコンシェルジュを配属することでより便利に暮らしやすくする工夫があります。
さらに、商業施設や街づくりを手掛けることで不動産の価値そのものを上げることが可能です。賃貸や土地活用、建築や開発と言った様々なアプローチをして野村紘一さんは無借金で経営し、ここまで会社を大きくしてきました。大手のディベロッパーとも遜色ない建築物は、野村紘一さんの品質へのこだわりが見えてきます。建物を作るだけでなく、作った後に住む人や使う人のことを考えるからこそ、このような会社の成長ができたのでしょう。
これからは不動産そのものではなく、少子高齢化の社会の中で美容や衣食にもかかわっていく総合的な会社になっていくと言われています。会社の価値を知り、さらに上を目指す姿勢はアルテカという会社に大きく寄与しています。会社の会長、そして代表としてこれからも野村紘一さんはよりよい世界を目指していってくれるはずです。インタビューなどを積極的にするタイプではありませんが、内側に秘めている熱い情熱は誰にも負けません。自分の会社を大きくするだけでなく、街全体や社会全体のことも考えて経営していることが分かります。