アルテカの野村紘一さんについて

アルテカが手がけた「アルテカプラザ原宿」なのです。不動産事業を中心に展開していますが、インテリアや内装はもちろんのことオーナーさんがもとめれば、建設工事や施工後のテナント募集、建築管理、運営に至るまでトータルでサポートする不動産総合会社です。このアルテカの社長が野村紘一さんなのです。
野村紘一さんはとても想像的な方だと思います。なぜなら何と言っても土地有効活用の先駆者で「日本初の億ションを世に送りだした」のですから。土地の有効活用なんて今では当たり前ですが、当時は誰も思いつきませんでした。高度経済成長を経て家電や車が普及し、人々の生活レベルは向上しました。しかし、住居が何も変わっていませんでした。そのことに目をつけ高級マンションを売り出すことにしたそうです。これは世の中の価値観の変化を見逃ず、常にアンテナを貼っているからこそできる代物です。だからこそいまだに億ションのディベロッパーとして変わらない地位を築いており、なおかつ新しい顧客も獲得しているのです。
また野村紘一さんには独自性もあります。ご自身でも「人真似では事業は伸びない」という持論を展開されているように常に新しいアイデアを打ち出しています。過去にはマンションには戸建住宅とは違う高付加価値が重要と考え、マンションにしかない大きな空間を利用してロビー空間を大きくとったこともあります。こうなると他の不動産会社も近隣に次々と同様のマンションを建てていきます。よって街が見違える程の変化を遂げ、その地域は活性化しました。
またアルテカはマンションの商業施設部分やアルテカプラザなどのテナントが空いたら積極的に売り出し、店舗が途切れないようにし地元へも貢献しています。

このようなクリエイティブなアルテカの野村紘一さんの今後の活躍から目が離せません。