野村紘一さんに学ぶビジネスのやり方

野村紘一さんに学ぶビジネスのやり方を学ぶとすれば、まずは需要があるところを見つけることからという事になるのでしょう。野村紘一さんの場合は土地活用がそれにあたったようです。日本は土地が狭いといわれていますが、それでも上手く土地活用をする事が出来ていなくて、特に土地に付加価値をつけて運用するという事が全くできていないという事が同氏の目からすると合ったというわけです。当然出来ていないわけですから、それを自分がすればビジネスになるという事で、こうした土地活用のビジネスを始めたということになるのですが、そのような中で登場することになったのが、今では同氏の代名詞とも言われるような存在となった億ションとも言われる超高級マンションという事になります。これは、このマンションありきで出てきたものではなく、土地活用をする中で、このようなモノが良いという事で出てきたのが、特徴的な所という事が言えるのかもしれません。土地活用をするということになれば、よく考えられるのは駐車場などというところですが、それがこのような超高級マンションということになれば、全く次元の違う発想力だという事も言えるでしょう。そして、その読みが当たっていたという事が今の同氏の成功を見れば分かります。
ですから、実は同氏は億ションで成功したというイメージが強いのですが、実はそれよりももっと凄くて、億ションを含めたトータルの事業して成功させているという事が凄い所という事になるのかもしれません。
野村紘一さんはインタビューでも、その土地に合ったものを造る事が必要になるという事を述べておられますから、どんなに億ションが素晴らしいものであったとしても、その土地に合ったものでなければならないという事も経験から学んでいて、そうした事をトータルで考えられている所がビジネスセンスの光るところという事になるのかもしれません。ですから、目玉商品はあるに越したことはありませんが、トータルとしてビジネスは考えておく事も必要です。